2015年から2021年までの制作をまとめた自身初の作品集です。
2冊組の作品集は、立体作品とドローイングをそれぞれまとめ、手製本で綴じています。
さらに作品に度々使用している糸と鈴を一部に使用した作家のテキストなどがセットとなり、
銀の箔押しを施したボックスに収まっています。
紙の質感、さまざまな印刷方法などの変化がたのしく、1ページ1ページにこだわりが散りばめられています。

*鈴のついたカードは画像に写っているものより一回り大きいものになります。

制作｜2022年11月
デザイン・製本 | 松田洋和
制作協力｜DiEGO

2022年夏に書き下ろしたドローイング100枚を収めた1冊です。
 

タイトルになっている mora( モーラ) は、音韻学の用語です。

日本語で言い換えると「音素」が近いイメージです。

日本語の1 音はだいたいの場合、かな一文字。

音が並んで、ひとつの単語になりはっきりとした意味を持つ前の、音ひとつ。

例えば「あ」や「ちゃ」のような。

このドローイングはそういった、「感情になる以前の心の触れ」を描き留めたものです。

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​制作｜2022年11月

デザイン・製本｜松田洋和

​制作協力｜DiEGO