9月1日より、MARUEIDO JAPANにて個展を開催いたします。
本展示は4月に開催を予定していたものですが、 新型コロナウイルスの影響で延期しておりました。 まだまだ今現在もコロナの影響下、渦中にいることは変わりないのですが 今ご覧いただくことにも意味があるのでは?との思いもあり 感染対策をしながら、開催することにいたしました。 ぜひ、ご覧いただけたら嬉しいです。 それと同時に、どうかご無理のないよう、何よりご自身の体調を優先していただけますよう、 よろしくお願いいたします。 *安心、安全にご覧いただくために本展は原則アポイントメント制をとっております。 お越しいただく際には電話、メール、Peatixで事前のご予約をお願いいたします。 Peatix:https://kitabayashi-kanako-s-and-i.peatix.com E-mail:info@marueidojapan.com 電話:03-5797-7040 (11:00-18:00 日月祝を除く) 感応と交信 9/1 tue.ー19 sat. MARUEIDO JAPAN 〒107-0052 東京都港区赤坂2-23-1 アークヒルズフロントタワー 1F 営業時間:12:00 - 17:00 休廊日:日曜日 月曜日 祝日 website http://marueidojapan.com/ Statement ひんやりした空気の中窓辺に座っていると、 日差しが当たって、身体の片側だけがほのかにあたたかい。 明るい光が身体の深部までじんわり届いて、 そのわずかな刺激に気づき、ぴりぴりと反応している感覚がある。 微量の電気のようなものが常に体の中に流れているというのは、これのことだろうか。 目では見えない身体の奥の方に、自分のたしかな存在を感じるようでもある。 薄い布に包まれるように、私たちの存在は皮膚という膜に囲われている。 その皮膜ごしに、世界とのさまざまな交信をして、 自分の内側を意識したり、外側を意識したりする。 私たちが共有しているこの世界を、その手触りを、一つ一つ確かめる。 誰かの体に触れ、体のあたたかさを感じ、別の“内側”がその奥にあることを確かめる。 |